即ち、何でも積極的に進んで事にあたる。
自分の事は自分でする。
何事にも真心を持って骨おしみしない。
そういった人柄を育てる素地をつくりたいと心がけております。
たとえば、食事の前に手を合わせて自然に「いただきます」と言えるように普段の生活の中で何気なく行っているしぐさの中で神様・仏様に手を合わせる事で「お陰様で」の感謝の気持ちが身につけば・・・と思いながら、子ども達に接しております。
当園は、「育児担当制」を導入しています。
平成28(2016)年度4月から1、2歳児の保育が始まりました。
平成29(2017)年1月の給食から、1歳児いちご組、2歳児さくらんぼ組のユニバーサルデザインの食器や柄が太く持ちやすいスプーンになりました。徐々にではありますが、環境を整えています。「育児担当制」なので、園児がひとりでご飯が食べられるように、毎日、同じ時間同じ席、同じ先生と向かい合って食事をしています。スプーンの持ち方やお椀の扱いなども、教えてもらいながら過ごしています。
1、2歳児の育児担任制とは、ネット上の「育児担任制」で検索したものを引用しています。
育児担当制とは、担任の中から子どもの担当者を決め、毎日決まった保育士が生活面(食事・排泄・睡眠)の援助をする保育方法です。
担当保育士を決めることによって、子どもたちは情緒が安定し、より深い信頼関係や愛着関係を築くことができます。
また、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、必要な支えをより丁寧にしていくことができます。食事は毎日同じ保育士(担当保育士)と一緒に食べます。
乳児期は月齢が小さいほど発達の差が大きいため、個々の生活リズムに合わせた日課がとても大切です。日々同じリズムで繰り返される日課の中で生理的欲求(睡眠・排泄・食事)が満たされ、担当者(大人)への信頼感が育まれることが情緒の安定につながります。
一日の保育時間は7~11時間、家庭のように過ごし、子どもたちが機嫌よく、安心して過ごすことは自立(自律)のためにも不可欠です。忙しい現代社会にあって、「早く早く」と追い立てるよりも、子どもたちが自分のスピードで成長の階段を上がっていくために、「待つ」ことを大切にしていきたいと思います。
乳児期に丁寧に育児され、生活習慣が形成されることで秩序が身に付き、自立した子どもに育つと考えています。
体育遊びや日々の散歩など、色々な動きをすることによって、身体・運動機能の発達を促しています。子どもたちは遊びの中で見たり聴いたり、色々な物に触れたり等、五感を使う体験をしています。また、遊びを通して、集中力、記憶力、思考力、想像力、行動力が育ち、物の扱い方や友だちとの関わりかた、社会の仕組みなどを学んでいきます。ごっこ遊びでは、身の回りの環境にも興味を持ち社会性が育つと考えています。
新園舎が完成したので、部屋ごとに遊びのコーナーを作り、触ってみたいな、なんだろう?と興味をもてるように発達に応じた玩具を置き、自主的に遊ぶための環境作りを積極的に行います。
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